デザインの打ち合わせってどうやって進めればいいの?
失敗したくないから、準備するものや、聞くことをすべて教えてほしい!
こんな疑問に、フリーランスデザイナーのてれすた(@telesta_design)がお答えします!
今回解説するのは、打ち合わせについてです。
たとえば、デザインの仕事を受注したとき、"受注から納品までの流れ"は下記のように進めていくのはご存じですか?
- 仕事を受注する
- 打ち合わせ(ヒアリング)をする
- 見積書を作る、送る、承諾を得る
- デザイン制作を開始する
- 修正
- 納品
今回はこの中の『②打ち合わせ(ヒアリング)をする』を、深堀りして解説していきます。この記事を見れば、打ち合わせに必要な知識がすべて身に付きますよ〜。
しっかり学んで役立ててね!
デザイン案件の打ち合わせの進め方
デザイン案件の打ち合わせは、下記のような流れで進めていきます。
- 仕事を受注する
- 打ち合わせ(ヒアリング)の日程を調整する
- 打ち合わせ(ヒアリング)をする
- 聞いた内容から、見積書を作成する
- クライアントに見積書を送付する
- 見積書の金額を承諾してもらう
もっとわかりやすく言うと「受注→打ち合わせ→見積書を送付」こんな感じの流れです。この流れさえ覚えておけば、いざ仕事を受注しても焦らずに済みます。
ここからは、打ち合わせの中身を詳しくみていきましょう。
打ち合わせ方法
打ち合わせする方法やツールは、下記のいずれかを使用します。
- 対面
- web会議(zoomなど)
- チャット(Twitter DM、チャットワークスなど)
どれで打ち合わせをするかは、自分や相手によりますが、基本的には好きなものを選べばOKです。
相手が歴史ある会社の場合は、対面での打ち合わせを要求されることもあります。TwitterのDMで依頼されたのなら、そのままTwitterのDMか、zoomで打ち合わせをすることもあります。
どの媒体から依頼されたのか、相手はどんな形での打ち合わせを望んでいるかを判断して、打ち合わせ方法を決めてください。
ちなみに、私の場合は"チャットのみ"で打ち合わせしています。
対面やzoomがあまり好きではないので、チャットのみでお願いしています。特に困ったこともありません。相手に希望された場合のみ、zoomでの打ち合わせもしています。
とくに決まりはないから、自分に合った方法で"自由に"決めてみてね!
打ち合わせの前に準備するもの
打ち合わせの前に、あらかじめ準備しておいた方がいいものがいくつかあります。
- クライアントの情報(会社規模、創業年数、これまでの商品やデザイン)
- 見積もり金額(ざっくりでもOK)
- 参考デザイン
- スケジュール
クライアントの情報
ヒアリングを行う相手が、どんな人、会社なのか把握しておきましょう。
ヒアリングを行っている最中に、色々な質問をされるはずです。その際に相手の情報がなければ、良い答えを出すことは難しくなるため、事前に調べておくことをおすすめします。
たとえば、「これをやるならいくらぐらいかかりそう?」と聞かれたとき、相手の規模によって若干金額変わりますよね。
個人なら安く提示したら喜ばれますが、大きな会社に格安を提示すると、逆に不信感を持たれてしまいます。
質問の材料として、ある程度のことは調べておこう!
見積もり金額
先ほども少し触れましたが、打ち合わせの最中に金額を聞かれることがあります。
その際に大体の金額を言えるようにしておきましょう。
下記の記事で"デザインの相場"を見ることができるので、見ながら打ち合わせとかしてもいいかもです。
ただし、相場はあくまでも目安でしかありません。
クライアントの要望の多さや、自分のスキルに合わせた金額を言えるようにしておきましょうね。
記事を見ながら、いくらにするか考えてみてね!
参考デザイン
打ち合わせをしているときに、クライアントからアイデアを求められることがあります。
すぐにアイデアを捻り出すのは難しいので、あらかじめ聞いていた依頼内容などから、参考デザインをいくつか用意しておきましょう。
たとえば、「女性っぽいデザイン」を要望されたとします。
でも女性っぽいデザインは、人によって定義が異なります。
そんなときにあらかじめ用意しておいた「女性っぽい」参考デザインをいくつか見せれば、どれが理想に近いのかを聞くことができます。
デザインのイメージを言葉ですり合わせるのは難しいので、必ず参考デザインを見せながら擦り合わせてみてくださいね。
参考デザインがあれば、打ち合わせもスムーズに進められるよ!
スケジュール
打ち合わせの前に、今後のスケジュールをざっくり決めておきましょう。
決めておくべきこと
- 見積書は、いつ提出できるか?
- デザイン制作は、どのぐらい時間がかかりそうか?
- 修正は何日で対応するか?
- 最短納品日はいつか?
これらを、あらかじめ考えておきましょう。
スケジュールを決めるときに大切なのは、自分が実現可能なスケジュールにすること。クライアントさんの中には、「急いでいる」「最短で納品してほしい」という方もいます。
そんなとき、無理のないスケジュールを立てられるかが大切になってきます。
自分はどのぐらいの時間をかけてデザインを作るのか、どれぐらい急ぐことができるのかを考えておくことで、要望にもスムーズに応えることができます。
要望を聞くことも大切だけど、無理ない範囲でね!
打ち合わせで聞くこと
打ち合わせが始まったら、下記のことを聞きましょう。
打ち合わせで聞くこと
- 何を作ってほしいのか?
- 希望予算
- 希望納期
- ターゲット
- イメージカラー(使用したい色)
- 与えたい印象(清潔感、高級感など)
- その他ご要望
- ※実績としての公開許可はもらえるのか
上記を聞けばOKです。
打ち合わせをしたら、そのあと何をするのか?
ここまでの内容をもとに打ち合わせを終えたら、次は見積書を作ります。
デザインの見積書は、下記のような感じです。
見積書に決まった形式はないので、エクセルなどで作ればOKです。
もし簡単に作りたいのであれば、freeeを使えばサクッと作れて楽ですよ。無料で使えるので、気になる方はみてみてくださいね。
見積書は、どんなものでもOKだよ!
まとめ
それでは今回の内容をふりかえってみましょう!
受注したら、下記のように進めていきます。
案件全体の流れ
- 仕事を受注する
- 打ち合わせ(ヒアリング)をする
- 見積書を作る、送る、承諾を得る
- デザイン制作を開始する
- 修正
- 納品
②をさらに細かく解説すると、下記の流れで進めていきます。
打ち合わせの具体的な流れ
- 仕事を受注する
- 打ち合わせ(ヒアリング)の日程を調整する
- 打ち合わせ(ヒアリング)をする
- 聞いた内容から、見積書を作成する
- クライアントに見積書を送付する
- 見積書の金額を承諾してもらう
もっとわかりやすく言うと「受注→打ち合わせ→見積書を送付」こんな感じの流れです。
打ち合わせは、下記のいずれかの方法で行います。
打ち合わせ方法
- 対面
- web会議(zoomなど)
- チャット(Twitter DM、チャットワークスなど)
用意するものは、下記のとおり。
用意するもの
- クライアントの情報(会社規模、創業年数、これまでの商品やデザイン)
- 見積もり金額(ざっくりでもOK)
- 参考デザイン
- スケジュール
打ち合わせが始まったら、下記のことを聞きましょう。
打ち合わせで聞くこと
- 何を作ってほしいのか?
- 希望予算
- 希望納期
- ターゲット
- イメージカラー(使用したい色)
- 与えたい印象(清潔感、高級感など)
- その他ご要望
- ※実績としての公開許可はもらえるのか
上記を聞けばOKです。
これだけの知識があれば、打ち合わせもスムーズにこなせるはずです。
きちんと準備して、挑んでみてくださいね!
それでは!
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