デザインを依頼したいんだけど、どうやってイメージを伝えたらいいの?
簡単にイメージを伝える方法を知りたい!
こんな疑問に、デザイン歴7年のてれすた(@telesta_design)がお答えします!
デザインを依頼するのって難しいですよね。
特に頭の中でイメージしている完成像を、デザイナーに伝えるのが難しい。
そこでこの記事では「デザインイメージを上手に伝える方法3つ」をご紹介します。
この記事の内容を実践すれば、思い通りのデザインを作ってもらえるようになり、修正などの手間もグッと減ります。
ぜひよく読んで、デザインの依頼に活用してみてくださいね。
デザインイメージを上手に伝える方法3つ
デザインを伝える際には、下記を意識するようにしましょう。
イメージを伝える際に守ること
- デザインイメージは言葉で伝えない
- 色は「赤や青」などの色名で伝えない
- フォントは細かく指定しない
これらを守れば、イメージ通りのデザインを作ってもらうことができます。
順番に解説していきます。
デザインイメージは言葉で伝えない
デザインイメージを言葉で伝えるのは、ほぼ無理だと思った方がいいです。
デザインのイメージを伝えるときに、「かっこいい」や「ナチュラルな感じ」という言葉を使いがちですよね。
でも「かっこいい」で連想されるイメージは、人によってさまざまです。
自分と相手のイメージする「かっこいい」は違うんだね!
そんな曖昧な言葉だけで、頭の中のイメージを明確に伝えることは不可能です。
おすすめの方法は、言葉ではなく"画像"で見せること。
「かっこいい」ものを作ってほしいなら、そのイメージに近い画像をデザイナーに見せてあげましょう。
そうすれば、あなたが思う「かっこいい」を明確に伝えることができます。
実際に画像で見せることで、明確にイメージを共有することができるよ!
色は「赤や青」などの色名で伝えない
イメージしている色を、「赤」や「青」などの言葉で伝えることはやめましょう。
色はものすごくたくさんの種類があります。
「赤」だけでも「朱色」「パステル系」「ビビット系」など雰囲気の全く違う色があるため、「赤」だけでは言葉足らずなんです。
同じ赤色でも、雰囲気が全く違うんだよ
そんな複雑な色を、言葉で「赤」とだけ伝えてもあまり意味がありません。
おすすめの方法はメインカラーと雰囲気を伝えることです。たとえば「メインカラーは赤色で、雰囲気はパステル系」など。
こうすることで、あなたがイメージしている「赤」が明確に伝わります。
赤色だけでは、どんな赤色なのかが伝わりづらかった。
それを「パステル系」を伝えることで、ふんわりした可愛らしい雰囲気の赤がいいのだと明確にわかりますよね。
色を伝えるときには、「色と雰囲気」を伝えるようにしましょう。
フォントは細かく指定しない
フォントを、具体的に指定するのはやめましょう。
あなたが選ぶフォントを使ってもいいのですが、デザイナーはフォント選びのプロです。
そんなプロに最適なものを選んでもらった方が、良いものが出来上がる可能性は高いですよね。
またフォントは何百種類も存在しています。
何百種類の中からどのフォントを選ぶのか考えるのは、プロでもかなり難しいことです。
それを素人がやったとして、最適なフォントが選べることはほぼないでしょう。
せっかく依頼をするなら、フォント選びもプロに任せてしまうのをおすすめします。
フォント選びも奥が深いんだよ
「明朝体」か「ゴシック体」どちらを使ってほしいかは伝えてもいいでしょう。
メインコピー(タイトル)となる部分は、どちらを選ぶかによって雰囲気が大きく変わります。
どういう雰囲気にしたいのか明確に決まっているなら、それを伝えてみてもいいかもしれません。
ただし、最適な方を選ぶ自信がないのであれば、こちらもプロに相談してみるのがおすすめです。
基本は、プロと相談して決めていこう!
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デザイナーに任せた方が上手くいく
ここまでで、自分のイメージを伝える方法を3つご紹介しました。
これらの方法をうまく使うことで、イメージに近いデザインを作ってもらうことが可能となります。
しかし、細かく指示を出しすぎない方がいいこともあります。
たとえば下記です。
- フォントを細かく指定する
- 色味を指定する、修正する
- 余白を埋めようとする など
デザイナーが意図して選んだ「フォント」や「色」「余白」などを安易に変更すると、全体のバランスが崩れてしまいます。
デザイナーは、全体のバランスを見ながらデザインをしてくれます。
それを「こうした方がいいかも」と安易な気持ちで変更してしまうと、なんかしっくりこないという事態になりかねません。
違和感を感じる部分があれば、デザイナーに相談して修正案を提示してもらう。これが一番失敗が少なくおすすめの方法です。
イメージを明確に伝えつつ、ほどよくプロにおまかせしていく。
この塩梅で依頼してみてください。
きっといいものができるよ!
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