フリーランスって色々経費にしてもいいって聞いたけど、本当?
一体どこまでが経費になるの?
こんな疑問に、デザイン歴7年のてれすた(@telesta_design)がお答えします!
フリーランスになると、日常や仕事で使っているものを経費として申請することができます。
実際にどんなものを経費にしてもいいのか、ご紹介していきます。
経費とは
経費とは、仕事をするために使用した費用のことです。
たとえば、デザイナーが仕事をするためには、PCやデスクなどが必要ですよね。
このように"仕事で必要なものを買うための費用"が経費として認められます。
経費にすると何がいいのか?
フリーランスは、稼いだ分、国に税金を納める必要があります。
税金で納めなければいけない金額は、利益がいくら出たかによって決まります。
つまり、利益が高ければ高いほど、税金として支払う金額も大きくなるということです。
なんとか税金を安くしたい…!
そんなときに役立つのが経費です。
仕事で必要なものを経費として申請すると、その分税金を減らすことができるんです。
仕組みとしては、下記のとおり。
売り上げ-経費=利益
利益×数%=税金支払額
つまり、経費として申請すればするほど利益が少なくなり、税金も安くなるということです。
なるべく多くの経費を申請することで、税金を安くするのが賢いやり方になります。
経費を申請することで、税金を安くできるなんて嬉しいね!
ただ、経費を"紙の帳簿"や"Excel"で管理するのは、とても大変です。
時間と手間がかかり、スマートではありません。
私がやっている方法は、freeeを使ってお金の管理していく方法です。
ftreeがあれば、経費の処理だけでなく、請求書の作成や、確定申告も秒でできます。
月数千円で使えて、これも経費になります。
なので、ここはケチらず投資した方が賢い判断かなと思います。
気になる方はこちらをどうぞ
どんなものを経費にできるの?
経費にできる基準は、仕事で使うかどうかです。
法律で細かく定められているわけはないので、自分自身で「これは仕事で使うのか」を判断しなければいけません。
- 仕事だけで使うのであれば、全額経費
- 仕事とプライベートで使うのであれば、一部経費
- プライベートだけで使うのであれば、経費にはならない
このように判断しましょう。
もしかして経費にできるものは人によってちがうの…?
そう!仕事で何を使うかは人それぞれだから、経費にできるものは人によって変わるんだよ
たとえば、デザイナーであれば美術館へ行く費用も経費にできる場合があります。
しかし、エンジニアが美術館に行く費用を経費にするのは難しいでしょう。
人によって仕事に関係するものは違うので、自分なら何を経費にできそうかを考える必要があります。
次で紹介する一覧表をみて、経費にできそうなものを考えてみてくださいね。
経費として申請する方法
経費として申請するには、下記が記載されている書類が必要です。
経費の証明書類に必要な情報
- 支払った日付
- 支払った人の名前
- 支払い金額
- 支出の内容
- 支払い先の名前
経費の証明書類として使用するには、これらが書かれていることが必須です。
具体的に下記のような書類であれば、経費の証明として利用できます。
経費の証明書類となるもの
- 領収書
- レシート
- 納品書
- 出金伝票
- クレカの利用伝票
- 通帳の記録
- 購入確認のメール画面
経費として使用する際には、これらをとっておくようにしましょう。
ちなみに、freeeなどの会計ソフトを使えば、電子保存という便利な仕組みが使えます。
freeeにレシートのスキャンや写真を保存しておけば、現物は捨ててもいいというものです。
数年分のレシートはかなりかさばるので、電子保存を利用した方がいいですね。
レシートぽいしていいなんて、めっちゃ楽だよね!
フリーランスデザイナーが経費にできるもの一覧
一般的に経費にできるものは、下記のとおりです。
先ほどお伝えしたとおり、仕事で使うものであれば全て経費にできます。
逆にここに書かれていても、あなたの仕事に関係ないものであれば経費にすることはできません。
その点にだけ気をつけて、一覧表を見てみてください。
交際費
- 打ち合わせで利用したカフェ代、場所代
- 仕事関係者への贈り物
会議費
- カフェで作業したときのカフェ代
- コワーキングスペース利用料
- 仕事関係者への贈り物
通信費
- Wifi代
- スマホ代
- 電話代
- サーバー
- ドメイン
- Googleドライブ
- freee利用料
- 郵便代
- 切手代
消耗品費
- 紙
- 筆記用具
- パソコン
- 充電器
- マウス
- HDD
- モバイルバッテリー
- カメラ
- SDカード
- ガソリン代
ソフトウェア
- ソフト(10万以上)
支払手数料
- 手数料
新聞図書費
- 本
- 雑誌
外注費
- クリエイターへの外注費
- 印刷代
荷造運賃
- 送料
旅費交通費
- 電車
- バス
- タクシー
- フェリー
- 新幹線
- 宿泊代
諸会費
- カフェ代
- 仕事関係者への贈り物
地代家賃
- 自宅の家賃
- 事務所の家賃
水道光熱費
- ガス
- 水道
- 電気
広告宣伝費
- チラシ代
- 広告掲載料
- デザイン依頼料
減価償却費
- パソコン(10万円以上)
- 車(10万円以上)
私が実際に経費にしているもの
最後に、私が実際に経費として申請しているものをご紹介します。
「こんなものまで経費にしていいんだ!」という何かの参考にしてもらえたらと思います。
てれすたが経費にしているもの
- 家賃
- 光熱費
- Wi-Fi代
- MacBook Air
- マウス
- 充電器
- Adobe製品
- freee
- カフェ代
- Googleドライブ
- 外注費
- 電車代
- サーバー代
- ドメイン代
- 新幹線代
- 宿泊費
- 広告掲載料
- 本
- 教材代
- サロン加入費
- デスク
- イス
こんな感じですかね。
どれも自腹で払っていたら負担が大きいのですが、経費として申請できるので少し楽ですよね。
パソコンなどもなかなかのお値段なので、経費としてしっかり申請して節税を狙います。
節税は大事だよね
まとめ:賢く節税していくことが大事
経費がどれだけ大切かをお話ししてきました。
せっかく稼いだお金をなるべく手元に残すためにも、きちんと経費申請していきましょうね。
また何度もお伝えしますが、freeeを使わないのは時間ももったいないし、その分節税対策もできないということになります。
せっかく経費にできるんだから、freeeを使ってスマートに経費申請した方が圧倒的に賢い選択です。
ぜひ検討してみてくださいね。
それでは!
ちなみに、経費や確定申告をな〜んにも知らなかったので、当時超有名だった「税金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいました」という本でいろいろ学びました。
「経費何から学べばいいかわからん!」
という方むけの優しい本なので、お金とか計算苦手だよという私のような方に良い本でした。