本や電子書籍などの「表紙デザイン」を依頼したいんだけど、いくらぐらいが相場なんだろう?
依頼先によって金額が違うって聞いたんだけど、どの依頼先がおすすめ?
こんな疑問に、現役デザイナーのてれすた(@telesta_design)がお答えします!
表紙デザインを依頼しようと思っても、いくらが相場なのかよくわかりませんよね。
高すぎるところは嫌だし、安すぎるところに依頼して失敗するのも嫌。
そこでこの記事では「表紙デザインの平均相場」を依頼先ごとにわかりやすく解説します。
安く依頼したい!という方はこちら
表紙デザインの相場一覧
表紙デザインの平均相場は、下記のとおりです。
表紙デザインの平均相場
- 友人・知り合い・学生:3000〜5万円
- 個人・フリーランス:3~15万円
- 制作会社:5~20万円
- 広告代理店:15~30万円
だいたいの相場感は、上記のとおりです。
表紙を1枚デザインしてもらうだけなら、上記の金額感でおさまります。
もし表紙以外に「裏表紙」「背表紙」「挿絵」なども依頼する場合は、上記の金額に1.5〜2倍ほどでしょう。
どんなデザインをお願いするのか、誰に依頼するのかなどにより金額は大きく変わります。
ただ、ざっくり金額を把握したいだけなら、上記の金額感を知っておくだけでかなり役に立つはず。
参考にしてみてね!
依頼先別の表紙デザイン相場
ここからは依頼先別に、表紙デザインの相場をご紹介していきます。
「友人・知り合い・学生」に依頼した場合の相場
友人・知り合い・学生に依頼した場合、約3000〜5万円が平均の相場になります。
今回紹介した中で、一番安い依頼先となります。
本が読んでもらえるかどうかは、表紙のデザインによって決まります。
そのため、「もし表紙が悪かったら、中身が良くても読まれない」ということも理解しておきましょう。
表紙は大切なんだね
「個人・フリーランス」に依頼した場合の相場
個人・フリーランスに依頼した場合、約3~15万円が平均の相場になります。
クオリティと価格のバランスが良いため、個人的に一番おすすめの依頼先です。
制作会社から独立してフリーランスデザイナーになる人が多いため、制作会社と同じぐらいハイクオリティで制作してくれる人が多いんです。
ただし、人によってクオリティや金額は全く違うため、良い人を見分けて依頼する必要があります。
そこでおすすめなのが、ココナラなどのクラウドソーシングでフリーランスに依頼する方法です。
評価や実績などが見れるため、良い人を見つけやすく、金額も安いのが特徴です。
いいフリーランスを見つけて依頼してみてね!
「制作会社」に依頼した場合の相場
制作会社に依頼した場合、約5~20万円が平均の相場になります。
制作会社はディレクター・イラストレーター・デザイナーなど複数人で対応してくれるため、クオリティが高く対応も手厚いのが特徴です。
「絶対に失敗したくない」という企業の方は、制作会社に依頼するのが一番安心です。
個人ではなく法人なので、さまざまな面で安心して依頼することができるでしょう。
ただし、制作会社は費用がかなり高いので注意が必要です。
高くてもいいからハイクオリティなものがほしいと言う場合は、制作会社を選ぶといいでしょう。
高いけど、その分ハイクオリティは確実だよ!
「広告代理店」に依頼した場合の相場
広告代理店に依頼した場合、約15~30万円が平均の相場になります。
広告代理店とは、企業のマーケティングや広告活動など、広告全般をお手伝いしてくれる会社のことです。
表紙デザインをただ作るだけでなく、そのデザインを中心としたブランディングなども行ってくてます。
しかし、対応してくれる範囲が大きいため、費用と時間がかなりかかります。
数ヶ月は必ずかかるものと思っていてください。
大企業や、費用が潤沢にある企業のみが利用しているような印象です。
個人の方が利用するにはなかなかハードルが高い依頼先なので、個人的にはあまりおすすめしないかも。
最上級の依頼先って感じだね!予算があれば選びたい…!
表紙デザインのデザイン料金内訳
表紙のデザイン費には、下記が含まれています。
表紙の料金内訳
- コピーライティング費
- 企画、プランニング費
- ディレクション費
- デザイン制作費
- 修正費
- 経費
それぞれの費用について、順番に解説していきます。
コピーライティング費
コピーライティング費とは、表紙のキャッチコピーを考えるための費用です。
コピーライティングは専門的な業務のため、ライターさんに依頼して行うことがほとんどです。
ただし、個人出版の場合は自分で考えることがほとんどです。
デザイナーさんに「表紙に入れたいテキスト」を渡せば、少し安くしてもらえるかもしれません。
企画・プランニング費
企画・プランニング費とは、「どのような表紙デザインにしていくか?」「コンセプトの立案」など表紙のアイデアを考えてもらうための費用です。
たとえば、お店を新規オープンさせたいとき。
表紙のデザイン制作に取り掛かる前に、色々と考えておくべきことがあります。
- どんな雰囲気のお店にしたらいいか?
- 地域のお客さんは、どんな人が多いか?
- 地域に根ざすためには、どんなお店が望ましいか?
- どんな商品を置くべきか?
- 他店との差別化は、どうやって行うか? など
これらをプロのマーケティングの視点から考えて、提案してもらう。
そのための費用が「企画・プランニング費」です。
表紙に込める意味などを考えたりする作業も、こちらの費用になります。
ディレクション費
プロジェクト全体を指揮する"ディレクター"の費用です。
依頼の規模が大きい場合、「デザイナー複数名・ライター・カメラマン」などがチームとなり制作に対応します。
チームである以上、チームをまとめるリーダーが必要です。それがディレクターです。
制作会社の場合、ほとんどの場合にかかってくる費用です。
かけたくない場合は、ココナラなどの個人に依頼すればディレクション費はかかりません。
デザイン制作費
デザイン制作費は、表紙をデザインするための費用です。
デザイナーの人件費や、技術料などがここに含まれています。
有名なデザイン会社などの場合、デザイナーのスキルに合わせて費用も高額になります。
逆に初心者デザイナーなどに依頼をすれば、技術料が安いため、費用が安くなります。
修正費
表紙のデザインを修正するための費用です。
デザインを見たときに、気になる箇所や修正してほしい箇所が出てきますよね。
それを直すのにも、時間と手間とスキルが必要になります。
予定していたよりも修正回数が増えた場合は、追加で修正費を請求されることもあります。
経費
打ち合わせのために使った交通費や、場所代などの費用です。
表紙デザインを安く依頼する4つの方法
表紙デザインを安く依頼するなら、下記4つがおすすめです。
- クラウドソーシングを利用する
- 友人知人に依頼する
- 自分で作る
順番に解説します。
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい方がオンライン上でデザイナーに直接依頼できるサービスのことです。
下記のようなサービスが有名です。
それぞれ1〜3万ほどで表紙を依頼することができます。
とにかく安さを重視するならココナラ。
コンペ形式で依頼したいならランサーズ。
というように使い分けることをおすすめします。
ココナラなら3000円ぐらいからデザインしてくれる方もいるので、クラウドソーシングの中では最安値で依頼できます。
クオリティより価格!という方はココナラで依頼してみると、あまりの安さにビックリするはずです。
ちなみに、私もココナラで出品をしてるよ!
実績多数!今どきな電子書籍の表紙を制作します ”わかりやすく・迅速に” この2つの想いを大切にご提案します友人知人に依頼する
身近に、デザイン学校を卒業した友人や知人がいたら、そこ方に依頼してみるのも一つの手です。
デザイン学校を卒業していれば、ロゴをつくるスキルは身についているはず。クオリティはその友人次第ですが、安く依頼したいのなら友人に依頼してみてもよいですね。
ただし、親しき中にも礼儀ありということを忘れずに。
自分で作る
デザイナーの友人もいないという場合は。自分でつくるという選択肢もあります。
自分で作れたら無料だよ!
自分でつくるなら無料ソフトを導入しましょう。
- Canva(30日間無料トライアルあり)
- Illustrator(7日間無料体験をつかう)
デザイナーじゃない方がほとんどのはずなので、canvaをつかって作ることをおすすめします。
canvaはテンプレートなどに沿って作ることができるソフトなので、初心者でも簡単に使いこなせます。
予算が1円もないなら、canvaでつくるのがおすすめです。
まとめ
以上、『表紙デザインの相場や平均費用はいくら?』でした。
とにかく安く依頼したいのであれば、ココナラやクラウドワークスが一番おすすめですね。
もしココナラに登録するなら、招待コードを使って登録することでお得です!
ココナラをお得に登録する方法
また、とにかく予算をかけずに作りたいということであれば、Canvaのテンプレートを使って作るのがおすすめです。
「高品質な表紙を安く依頼できないかな?」という人は、下記の記事も参考にしてみてください。
通常価格より安くしてもらう方法を書いています。
デザインを安く依頼する方法
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