こんにちは!フリーランスデザイナーのてれすたです!
この記事では、
デザインの料金って、どうやって決めればいいの?
という人のために、『デザインの料金の決め方』を解説していきます。
この記事を読めば、最適な料金を決められるようになるよ!!
デザインには料金相場がない
実は、デザイン料には明確な相場がありません。
なぜなら「制作物がもたらす価値」によって値付けされるため、同じロゴ制作であっても全く価格が異なるのです。
たとえば「地元サッカーチームのロゴ」と「大企業のロゴ」では、ロゴの重要性が違いますよね。
このように、同じロゴ制作であっても価値が変わってしまうため、明確にいくらという金額を提示するのは難しいのです。
場合によって料金が変わっちゃうんだね…難しい…
「デザインには料金相場がない」そのほかの理由
先ほどは「価値が変わるから」という理由をお伝えしましたが、実はまだまだあるんです。
それは、
- クオリティが高いか低いか
- デザイナーや制作会社の知名度はどうか
- 付随するサービスの種類や量はどうか
など同じデザイン制作であっても、いろんな要素が複雑に絡み合って価格を設定しなければいけません。
ざっくりまとめると、「制作物がもたらす価値」や「クオリティ」「デザイナーの知名度」や「サービス内容」によって、価格は大きく異なるということになります。
ざっくりとしたデザインの料金相場ならある
ここまでの話を聞いて、
相場がないなんてどうしたらいいの…
こんな疑問がでてくると思います。
でも大丈夫。実は明確な相場はなくても「ざっくりこのぐらいだよね」という相場感はあります。
デザインの料金相場は、下記の表のとおりです。
デザインの相場一覧
依頼内容 | 制作会社の料金相場 | おまけ:ココナラの料金相場 |
---|---|---|
ロゴデザイン | 80,000~ | 30,000~60,000円 |
チラシ・フライヤー | 50,000~ | 15,000~30,000円 |
名刺・カード(片面) | 15,000~ | 6,000~13,000円 |
サムネイル(1枚) | 10,000~ | 1,000~5,000円 |
バナー(1枚) | 30,000~ | 1,500~8,000円 |
パンフレット・カタログ(計4ページ) | 70,000~ | 35,000~60,000円 |
パッケージ | 150,000~ | 20,000~40,000円 |
ポスター(片面) | 100,000~ | 25,000~50,000円 |
書籍・表紙デザイン | 100,000~ | 3,000~15,000円 |
イラスト作成 | 10,000~ | 10,000~15,000円 |
アイコン作成 | - | 5,000~10,000円 |
ホームページ制作 | 300,000~ | 100,000~200,000円 |
LP作成 | 300,000~ | 50,000~80,000円 |
バナー・ヘッダー作成 | 50,000~ | 5,000~15,000円 |
あくまでも目安ではありますが、値付けが難しい人はこちらの表を参考にしてもらえたらいいかなと思います。
初心者デザイナーの場合は、ココナラの料金を参考にしてみるとクオリティなどとのバランスも取れるはずです。
もっと詳しく知りたい方は、こちらをチェック
だいたいの相場は分かった!
でもぼくは、きちっと自分で計算して料金を決めたい!
という方は、次の章で「料金の決め方」をご紹介するのでしっかり読んで実行してみてください。
ここからは自分で料金を決める方法を紹介するよ!
デザイン料金の決め方
デザインの料金を決める方法は、いくつかあります。
- 制作時間を予想して、時給換算する方法
- 相場を基準にする方法
- 与える価値をもとに計算する方法
どれもメリットデメリットがあります。
それぞれの特徴やメリットデメリットを比べてみて、自分に合う「料金の決め方」を見つけてみましょう。
制作時間を予想して、時給換算する方法
こちらは時給をあらかじめ決めておき、制作時間によって料金を決める方法です。
まだ相場を知らない、初心者デザイナーさんが料金を決めるときに扱いやすい決め方です。
相場などを調べずに済むことや、クライアントに料金の詳細を求められたときに
制作時間が1時間なので、3000円になります
などと、料金の説明をしやすいのが一番のメリットです。
デメリットとしては、低単価になりがちという点です。
たとえば、ロゴなどは「ロゴデザインがもたらす価値」で計算する必要があり、これを時給で換算するのはむずかしいもの。
ロゴの相場が3万円だとして、1時間で制作できたからといって3000円なのか…というとそうではないはず。
このように、時間だけで換算するのが難しいものも多いので、時給換算する場面は使い分けた方がよいでしょう。
ある程度したら、次以降に紹介する方法で料金を決めてみてね!
相場を基準にする方法
こちらは相場をもとに、料金を決める方法です。
相場をもとに料金を決めるので、制作したことがないデザインでも簡単に料金を決めることができます。
時給に縛られないため低単価になりづらく、クライアントにも料金の説明がしやすいのがメリットです。
また、デザインの料金は高すぎても安すぎてもいけません。
相場をもとにすることで、適切な価格で提供することができます。これが1番のメリット。
いい感じの料金で提供できるよ!
デメリットとしては、相場が人によって全然違うということです。
これまでにお話ししたように、デザインの相場は合ってないようなものです。
そのため、いろんなサイトを見て「相場がみんな違うじゃん」となりがちで、経験が少ないデザイナーさんだと迷うことになりかねません。
迷ったときは、下記の料金表を目安にしてもらうか、同じぐらいのデザインレベルの人を参考にするなど、ある程度調査していくのがおすすめです。
デザインの相場一覧
依頼内容 | 制作会社の料金相場 | おまけ:ココナラの料金相場 |
---|---|---|
ロゴデザイン | 80,000~ | 30,000~60,000円 |
チラシ・フライヤー | 50,000~ | 15,000~30,000円 |
名刺・カード(片面) | 15,000~ | 6,000~13,000円 |
サムネイル(1枚) | 10,000~ | 1,000~5,000円 |
バナー(1枚) | 30,000~ | 1,500~8,000円 |
パンフレット・カタログ(計4ページ) | 70,000~ | 35,000~60,000円 |
パッケージ | 150,000~ | 20,000~40,000円 |
ポスター(片面) | 100,000~ | 25,000~50,000円 |
書籍・表紙デザイン | 100,000~ | 3,000~15,000円 |
イラスト作成 | 10,000~ | 10,000~15,000円 |
アイコン作成 | - | 5,000~10,000円 |
ホームページ制作 | 300,000~ | 100,000~200,000円 |
LP作成 | 300,000~ | 50,000~80,000円 |
バナー・ヘッダー作成 | 50,000~ | 5,000~15,000円 |
もっと詳しく知りたい方は、こちらをチェック
与える価値をもとに計算する方法
最後は与える価値をもとに、料金を計算する方法です。
大企業相手の案件や、有名デザイン事務所、有名デザイナーが使用する料金の決め方で、デザインがどれだけの価値をもたらすかによって金額を大きく変更させる方法です。
大企業になると、デザイン一つで売上が大きく変わってしまいます。
そのため、通常よりも時間をかけて制作したり、チームで制作したりと、通常の相場では測れないものが多くなります。
ロゴ1件100万円です
なんてことも普通にあり、もはや大企業むけのデザイン制作に相場なんてないのです。
いつかデザイン賞を受賞していたり、有名デザイナーになれたら、使ってみたい料金の決め方ですね。
あこがれの料金設定だね〜
まとめ
さて、今回はデザイン料金の決め方をご紹介しました。
まずは時給換算で料金を決め、相場がわかってきたら相場を元に料金を決めていくのがいいかと思います。
なかなか難しいところなので、悩むことも多いはず。
そんなときに、今回の記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。
ぜひ参考にしてみてね!
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