「メニュー表」を依頼したいんだけど、いくらぐらいが相場なんだろう?
依頼先によって金額が違うって聞いたんだけど、どの依頼先がおすすめ?
こんな疑問に、現役デザイナーのてれすた(@telesta_design)がお答えします!
メニュー表を依頼しようと思っても、いくらが相場なのかよくわかりませんよね。
高すぎるところは嫌だし、安すぎるところに依頼して失敗するのも嫌。
そこでこの記事では「メニュー表の平均相場」を依頼先ごとにわかりやすく解説します。
安く依頼したい!という方はこちら
メニュー表の相場一覧
メニュー表の平均相場は、下記のとおりです。
メニュー表の平均相場
- 友人・知り合い・学生:1〜10万円
- 個人・フリーランス:3~15万円
- 制作会社:10~20万円
- 広告代理店:15~30万円
だいたいの相場感は、上記のとおりです。
メニュー表を1枚デザインしてもらうだけなら、上記の金額感でおさまります。
もしメニュー表以外に「裏面」「イラスト」なども依頼する場合は、上記の金額に1.5〜3倍ほどでしょう。
メニュー表を作るには「デザイン費+印刷費」がかかる
ただし1点注意が必要です。
それは、デザイン費とは別で「印刷費がかかる」ということです。
- デザインまでを任せるのか
- 印刷まで任せるのか
どこまで依頼するのかによって、金額は大きく変わってきます。
さらに印刷枚数や、紙の種類、どれだけ急いでいるかにもよって、印刷費は大きく変わります。
ラクスルの場合で費用相場をみていきましょう。
メニュー表の印刷費相場
三つ折りパンフレット(見開きA4)で印刷する場合
- 100部であれば、3597円
- 300部であれば、7788円
- 500部であれば、12408円
だいたい上記のような価格になります。
詳しい価格については、ラクスルのHPで確認できます。
希望枚数などをポチポチ選択するだけで、すぐに金額が出てくるので、一度確認しておくといいでしょう。
どんなデザインをお願いするのか、誰に依頼するのかなどにより金額は大きく変わります。
ただ、ざっくり金額を把握したいだけなら、上記の金額感を知っておくだけでかなり役に立つはず。
参考にしてみてね!
依頼先別のメニュー表相場
ここからは依頼先別に、メニュー表の相場をご紹介していきます。
「友人・知り合い・学生」に依頼した場合の相場
友人・知り合い・学生に依頼した場合、約1〜10万円が平均の相場になります。
今回紹介した中で、一番安い依頼先となります。
メニュー表は、初心者デザイナーでも制作しやすいものです。
そのため、友人や知人にデザインの得意な人がいれば、依頼してみるのもいいかもしれません。
ただし、ロゴやその他のデザインまで依頼するつもりなら、注意が必要です。
ロゴやチラシは売り上げを大きく左右するため、できればプロに依頼しましょう。
ロゴやチラシは、ココナラなどでプロに依頼しよう!
「個人・フリーランス」に依頼した場合の相場
個人・フリーランスに依頼した場合、約3~15万円が平均の相場になります。
クオリティと価格のバランスが良いため、個人的に一番おすすめの依頼先です。
制作会社から独立してフリーランスデザイナーになる人が多いため、制作会社と同じぐらいハイクオリティで制作してくれる人が多いんです。
ただし、人によってクオリティや金額は全く違うため、良い人を見分けて依頼する必要があります。
そこでおすすめなのが、ココナラなどのクラウドソーシングでフリーランスに依頼する方法です。
評価や実績などが見れるため、良い人を見つけやすく、金額も安いのが特徴です。
いいフリーランスを見つけて依頼してみてね!
「制作会社」に依頼した場合の相場
制作会社に依頼した場合、約10~20万円が平均の相場になります。
制作会社はディレクター・イラストレーター・デザイナーなど複数人で対応してくれるため、クオリティが高く対応も手厚いのが特徴です。
「絶対に失敗したくない」という企業の方は、制作会社に依頼するのが一番安心です。
個人ではなく法人なので、さまざまな面で安心して依頼することができるでしょう。
ただし、制作会社は費用がかなり高いので注意が必要です。
高くてもいいからハイクオリティなものがほしいと言う場合は、制作会社を選ぶといいでしょう。
高いけど、その分ハイクオリティは確実だよ!
「広告代理店」に依頼した場合の相場
広告代理店に依頼した場合、約15~30万円が平均の相場になります。
広告代理店とは、企業のマーケティングや広告活動など、広告全般をお手伝いしてくれる会社のことです。
メニュー表をただ作るだけでなく、そのデザインを中心としたブランディングなども行ってくてます。
しかし、対応してくれる範囲が大きいため、費用と時間がかなりかかります。
数ヶ月は必ずかかるものと思っていてください。
大企業や、費用が潤沢にある企業のみが利用しているような印象です。
個人の方が利用するにはなかなかハードルが高い依頼先なので、個人的にはあまりおすすめしないかも。
最上級の依頼先って感じだね!予算があれば選びたい…!
メニュー表のデザイン料金内訳
メニュー表のデザイン費には、下記が含まれています。
メニュー表の料金内訳
- 印刷費
- 企画、プランニング費
- ディレクション費
- デザイン制作費
- 修正費
- 経費
それぞれの費用について、順番に解説していきます。
印刷費
印刷費とは、「何枚印刷するか」「紙質は何にするか」「紙の厚みは?」「どれだけ急ぐか」によって変わる費用です。
たとえば、片面のみのメニュー表を翌日までに印刷したい場合。
名刺サイズで作成し、片面のみ印刷する場合
- 片面100部であれば、1736円
- 片面500部であれば、3094円
- 片面1000部であれば、5319円
- 片面2000部であれば、8726円
上記のような価格になります。
こちらはラクスルの料金を参考にしているので、かなり安めです。
しかし完成品の質はかなり良いものなので、よほど高級なチラシを望んでいない限りラクスルで十分でしょう。
企画・プランニング費
企画・プランニング費とは、「どのようなメニュー表にしていくか?」「コンセプトの立案」などメニュー表のアイデアを考えてもらうための費用です。
たとえば、お店を新規オープンさせたいとき。
メニュー表のデザイン制作に取り掛かる前に、色々と考えておくべきことがあります。
- どんな雰囲気のお店にしたらいいか?
- 地域のお客さんは、どんな人が多いか?
- 地域に根ざすためには、どんなお店が望ましいか?
- どんな商品を置くべきか?
- 他店との差別化は、どうやって行うか? など
これらをプロのマーケティングの視点から考えて、提案してもらう。
そのための費用が「企画・プランニング費」です。
メニュー表に込める意味などを考えたりする作業も、こちらの費用になります。
ディレクション費
プロジェクト全体を指揮する"ディレクター"の費用です。
依頼の規模が大きい場合、「デザイナー複数名・ライター・カメラマン」などがチームとなり制作に対応します。
チームである以上、チームをまとめるリーダーが必要です。それがディレクターです。
制作会社の場合、ほとんどの場合にかかってくる費用です。
かけたくない場合は、ココナラなどの個人に依頼すればディレクション費はかかりません。
デザイン制作費
デザイン制作費は、メニュー表をデザインするための費用です。
デザイナーの人件費や、技術料などがここに含まれています。
有名なデザイン会社などの場合、デザイナーのスキルに合わせて費用も高額になります。
逆に初心者デザイナーなどに依頼をすれば、技術料が安いため、費用が安くなります。
修正費
メニュー表のデザインを修正するための費用です。
デザインを見たときに、気になる箇所や修正してほしい箇所が出てきますよね。
それを直すのにも、時間と手間とスキルが必要になります。
予定していたよりも修正回数が増えた場合は、追加で修正費を請求されることもあります。
経費
打ち合わせのために使った交通費や、場所代などの費用です。
メニュー表を安く依頼する4つの方法
メニュー表を安く依頼するなら、下記4つがおすすめです。
- クラウドソーシングを利用する
- 友人知人に依頼する
- 自分で作る
順番に解説します。
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい方がオンライン上でデザイナーに直接依頼できるサービスのことです。
下記のようなサービスが有名です。
それぞれ1〜3万ほどでメニュー表を依頼することができます。
とにかく安さを重視するならココナラ。
コンペ形式で依頼したいならランサーズ。
というように使い分けることをおすすめします。
ココナラなら8000円ぐらいからデザインしてくれる方もいるので、クラウドソーシングの中では最安値で依頼できます。
クオリティより価格!という方はココナラで依頼してみると、あまりの安さにビックリするはずです。
友人知人に依頼する
身近に、デザイン学校を卒業した友人や知人がいたら、そこ方に依頼してみるのも一つの手です。
デザイン学校を卒業していれば、ロゴをつくるスキルは身についているはず。クオリティはその友人次第ですが、安く依頼したいのなら友人に依頼してみてもよいですね。
ただし、親しき中にも礼儀ありということを忘れずに。
自分で作る
デザイナーの友人もいないという場合は。自分でつくるという選択肢もあります。
自分で作れたら無料だよ!
自分でつくるなら無料ソフトを導入しましょう。
- Canva(30日間無料トライアルあり)
- Illustrator(7日間無料体験をつかう)
デザイナーじゃない方がほとんどのはずなので、canvaをつかって作ることをおすすめします。
canvaはテンプレートなどに沿って作ることができるソフトなので、初心者でも簡単に使いこなせます。
予算が1円もないなら、canvaでつくるのがおすすめです。
まとめ
以上、『メニュー表の相場や平均費用はいくら?』でした。
とにかく安く依頼したいのであれば、ココナラやクラウドワークスが一番おすすめですね。
もしココナラに登録するなら、招待コードを使って登録することでお得です!
ココナラをお得に登録する方法
また、とにかく予算をかけずに作りたいということであれば、Canvaのテンプレートを使って作るのがおすすめです。
「高品質なメニュー表を安く依頼できないかな?」という人は、下記の記事も参考にしてみてください。
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