気を付けているつもりだけど、著作権違反をしちゃってないか心配になる…
どこまでが著作権違反で、どこまでならOKなんだろう…?
こんな疑問に、フリーランスデザイナーのてれすた(@telesta_design)がお答えします!
著作権問題はデザイナーにとって、とても深刻な問題ですよね。
Twitterを見ていても、
あっ…この人は無自覚で著作権違反をしているかも…
という人をよく見かけます。
この記事では、著作権違反をしないためにどうすればいいのかを解説します。
今日から安心してデザインできるように、しっかり学んでいきましょう!
デザインは著作権違反かどうか見極めづらい
そもそもの話をしますが、デザインは著作権違反か見極めづらいんです。
この先で著作権違反になるかどうかの例もお見せしますが、よくわからないことがほとんどだと思います。
判断が難しい理由は、下記のとおりです。
著作権違反の判断が難しい理由
- 著作権違反になるかどうかは、相手デザイナーの判断に大きく左右されるから
- あきらかに著作権違反であっても、相手デザイナーが何も言わなければ問題にならないから
つまり、デザインが似ていても似ていなくても、相手デザイナーがどう反応するかによって著作権違反かどうかが変わります。
これが見極めづらいとお伝えした理由です。
多くの場合は、著作権違反にはならない
相手デザイナーの判断によるんだったら、自由にデザインできないってこと…?
と思われる方も多いと思います。
確かに、著作権違反だと言われてしまったらとても面倒なことになります。ですがほとんどの場合、著作権違反で訴えられることはありません。
実は1年ほど前に、Twitterで公開した"企画のバナー"を思いっきりパクりられたことがあります。
わあ…参考どころかじゃないな…堂々とパクってる…
じゃあどうしたかというと、どうもしてません。
Twitterアカウントはわかるし、連絡もできるし、どう見てもパクられてる。それでも面倒なのでどうもしませんでした。
このように、明らかにパクっている場合であっても、デザイナーが何もしなければ、何も起きません。「ちょっと似てるかも…」ぐらいで訴えたりする人はいませんよね。
よくも悪くも、これが現状です。
そうそう訴えられることはないので、真っ当な人がビクビク怯える必要はありません。
ちゃんとやっているなら大丈夫!安心してね!
著作権違反にならないために、絶対に必要な知識
著作権が問題になる可能性を、なるべく低くしたい!
そんな方のために、ここからは"著作権違反にならないために、絶対に必要な知識"をお伝えしていきます。
著作権違反になるかどうかの判断基準
著作権違反になるかどうかは、デザイナーの判断次第だと解説してきました。
じゃあ、どんな点に気をつければいいのか。下記にまとめてみました。
やってはいけないこと
- デザインをパクること
- 意図せずデザインが似てしまった場合に、修正しないこと
- オリジナルの要素0で、1つのデザインを作り上げること(※参考にしすぎは危険)
- トレースしたものを、自分のデザインかのように公開すること
- トレースしたものを、トレースの記載なくポートフォリオに公開すること
やってはいけないことをしている人は、実は結構多いんです。
特にトレースした作品を、自分のオリジナルデザインかのようにポートフォリオに載せている人はかなり多いです。
見る人が見ればわかっちゃうから、絶対にやめておこうね!
やってもいいこと
- トレースをしてデザインの練習をすること(※ただし外部への公開は慎重に)
- デザインの一部を、参考にすること(※ただしデザイナーによってはNGになるかも)
- クライアントに提示された、既存のデザインに寄せて作ること(※あくまでも参考程度ならOK)
やってもいいことは、大抵の場合は大きな問題にはなりません。
ただし、デザイナーによってはNGの場合もあるので、念のため慎重になった方がいいですね。
トレースなども要注意。
デザイナーさんによっては、トレースして欲しくない人もいます。
「トレースが当たり前になっているからやっても大丈夫」というわけではありません。トレースの題材にしてもいいかは、あくまでもデザイナーさん次第になります。
よっぽど問題になることはありませんが、心配であればデザイナーさんに直接許可をもらうのが一番安全です。
許可が面倒であれば、トレースしたものを外部に公開しなければ問題にはならないよ!
【注意】やっていいこと、わるいこと共に、私がこれまで広告業界にいた経験から判断した結果です。もっと判断が厳しい人もいれば、もっとゆるい人もいます。基本はデザイナーさん次第なので、あくまでも参考程度にどうぞ〜
まとめ
それでは今回の内容を振り返って、しっかりと理解して帰りましょう!
そもそも、著作権違反かどうかの判断は難しいとお話ししました。
理由は下記のとおり。
著作権違反の判断が難しい理由
- 著作権違反になるかどうかは、相手デザイナーの判断に大きく左右されるから
- あきらかに著作権違反であっても、相手デザイナーが何も言わなければ問題にならないから
つまり、デザインが似ていても似ていなくても、相手デザイナーがどう反応するかによって著作権違反かどうかが変わります。
やっていいこと、わるいことは下記のとおり。
やってはいけないこと
- デザインをパクること
- 意図せずデザインが似てしまった場合に、修正しないこと
- オリジナルの要素0で、1つのデザインを作り上げること(※参考にしすぎは危険)
- トレースしたものを、自分のデザインかのように公開すること
- トレースしたものを、トレースの記載なくポートフォリオに公開すること
やってもいいこと
- トレースをしてデザインの練習をすること(※ただし外部への公開は慎重に)
- デザインの一部を、参考にすること(※ただしデザイナーによってはNGになるかも)
- クライアントに提示された、既存のデザインに寄せて作ること(※あくまでも参考程度ならOK)
ここまでいろんな話をしてきましたが、基本的には悪気がなければ大きな問題にはなりません。
みなさんは「こういうこともあるんだな」と知っておくだけでOKです。
のびのびとデザインしていこうね!
それでは!
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