ロゴに余白のテクニックって使えるの?
使えるならコツも教えて欲しい!
こんな疑問に、デザイン歴7年のてれすた(@telesta_design)がお答えします!
本記事では、知っているだけでワンランクアップする余白のテクニックをご紹介します。
とっても簡単にクオリティをアップすることができるので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
余白を学ぶには、こちらの本もおすすめです
【ロゴ作りのコツ】余白を意識してワンランク上を目指そう
ロゴデザインを作る上で、余白は非常に重要です。
余白を意識したデザインになっていないと、バランスが悪く洗練された印象は与えられません。
そこで今回は、ロゴ作りにおいて重要な「余白」について解説していきたいと思います。
ロゴで意識すべき余白は3つ
ロゴデザインには、3つの余白を意識する必要があります。
- 文字の余白
- マークの余白
- アイソレーションの余白
アイソレーションなんて初めて聞く方がほとんどですよね。
順番に解説していきます。
文字の余白(通称:文字間)
ロゴも、文字の間の余白を整えてあげることが重要です。
この時、全体のバランスをみて整えることが非常に重要です。
どのぐらいの余白を開けるべきかは、デザインの方向性やフォントによって様々。
こればっかりは経験して感覚を掴むしかありません。
あれ、余白の空け具合がバラバラだけど、5mm感覚とかに揃えなくていいの?
惜しい!ロゴは文字の横幅が違うから、余白もそれぞれに合わせて、絶妙な調整をする必要があるんだよ
なるほど…!!
ロゴマークの余白
文字の次は、ロゴマークの余白をみていきましょう。
余白aに比べて、余白bの方が少しだけ狭いのがわかりますか?
理由は、リボンの周り(緑箇所のスペース)が多いからです。
ここを無視して全て余白aにしてしまうと、リボンだけ孤立しちゃいます。
高等テクニックですが、しっかり覚えておいて、何回も繰り返し使ってみてくださいね。
アイソレーションの余白
最後はアイソレーションについてです。
アイソレーションとは、ロゴ周辺の余白のことを差します。
ロゴを使うときは必ずこれだけの余白を空けてね、というロゴ使用のルールです。
「○○○(会社名) アイソレーション」などで検索してみるとわかりますが、かなり厳しいルールが決まっており、理解せずに使ったらルール違反になりますよ。
ここは結構難しいので、そんなのあるんだ〜ぐらいで流してもらってOK!
余白の勉強方法
ギフト村のロゴを例に解説してきましたが、どうでしたか?
結構難しいと感じたと思います。
余白は正解がないので、経験を積んで感覚で使うしかありません。
でもそれでは優しくないので、後半では余白の勉強方法をご紹介します。
余白を学ぶには、無印良品から学ぶべし
余白を学ぶ際に注意があります。
それは、世の中にあるデザインでも、余白が上手く使えていないものが多いということ。
そこでおすすめしたのが、無印良品から余白を学ぶということ。
無印良品のデザインは、シンプルさゆえに余白のテクニックがわかりやすいんです。
サイトをみる
サイトをみる、これなら今すぐにでもできますよね。
サイトには様々な余白テクニックが隠れています。
- 余白を上手く使った写真の構図
- 質の高いバナーやポスター など
無料カタログをみる
無印の家を検討している方向けに、無料カタログを配布しています。
そのカタログが、レイアウトや余白を学ぶのにぴったりなんです。
住所と家買う予定は?みたいな簡単なアンケートだけ記入すれば、1週間ほどで届きます。
無料でもらえる良い機会なので、素敵な資料をぜひもらっておいてね!
店舗のポスターやPOPをみる
店舗に行くと、商品タグやPOP、ポスターなどがたくさんありますとね。
それを見るだけでも良い勉強になります。
これは無印に限らず、街の様々な場所にある広告は、技術を盗むためにガン見してください。
まとめ
いかがでしたか?
ロゴデザインを作る上で、余白は非常に重要です。
余白を意識したデザインになっていないと、バランスが悪く、洗練された印象は与えられません。
ぜひ今日から、余白を意識して制作してみてくださいね。
それでは!
余白を学ぶには、こちらの本もおすすめです