ラブアンドピースのロゴってどんな意味があるの?
と、思ったことありませんか?
そこで今回は「SDGsに込められた意味」や「SDGsの色の意味」などについてくわしく解説していきます。
SDGsとは?

SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。
ものすご〜く簡単にいうと、世界のさまざまな問題を解決するための目標です。
世界をよりよくするためには、「貧困」や「環境問題」「戦争問題」「教育」などの問題を解決することが必要です。
そのために、世界中が2030年までに達成すると掲げた目標を「SDGs」といいます。
SDGsの具体的な目標内容
SDGsは、世界が抱えるさまざまな課題を解決し、持続可能な世界を実現するために定められた目標です。
17の目標と169のターゲット、232の指標から構成されています。
17の目標は、以下のとおりです。
- 貧困をなくす
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康的な生活と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- すべての人のための安全で安価な水と衛生を
- すべての人々に手ごろで清潔なエネルギーを
- 持続可能な経済成長を促進し、すべての人を雇用
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 格差を是正しよう
- 住み続けられるまちづくりを
- 持続可能な消費と生産を
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさを守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
SDGsは、世界中の政府、企業、市民社会、個人など、すべてのステークホルダーが協力して取り組むことで実現を目指すものです。
SDGsの達成は、私たち一人ひとりの行動が重要です。
日々の生活の中で、SDGsの目標や達成基準を意識することで、誰もが生きやすい持続可能な社会の実現に貢献することができます。
SDGsのロゴに込められた意味とは

SDGsのロゴは、デンマークのデザイナー「ヤーコブ・トロールベック氏」がデザインしました。
ロゴの形は、地球をイメージした円形です。
この円形には、以下の3つの意味が込められています。
- すべての目標がつながっている
- 誰一人取り残さない
- 希望と未来への展望
SDGsは、17の目標から構成されていますが、それらは相互に関連しています。
また「誰一人取り残すことなく、すべての人が目標達成に貢献できるように」という願いなどが、この円形に込められています。
SDGsのロゴの色に込めれた意味

ロゴの色は、大きくわけて以下の7色で構成されています。
- 青:水と海洋
- 緑:陸地
- 黄:経済
- 赤:人間
- オレンジ:社会
- 紫:平和とパートナーシップ
これらの色は、SDGsの17の目標を象徴しています。
例えば、
- 青は「海の豊かさを守ろう」や「持続可能な消費と生産を」
- 緑は「陸の豊かさを守ろう」や「気候変動に具体的な対策を」
- 黄は「持続可能な経済成長を促進し、すべての人を雇用しよう」や「産業と技術革新の基盤をつくろう」
など、色によって問題の種類が区別できるようにデザインされています。
複雑でわかりづらい問題であるがゆえに、シンプルなデザインにされたと言われています。
SDGsのロゴの使用方法・ダウンロードサイト
SDGsのロゴは、下記サイトからダウンロードすることができます。
国際連合広報センター:SDGsロゴガイドライン&ダウンロード
ロゴを使用するときには、決められたルールを守る必要があります。
「背景は白色」「余白はこれぐらい取ること」などいろいろ書かれているので、ガイドラインを読んでから使用してください。
ちなみに、配布されているPDFをIllustratorで読み込むとデータとして使用できます。
まとめ

今回は「ラブアンドピースのロゴに込められた意味」や「ラブアンドピースが流行ったきっかけ」「逆さまのピースマークの意味」などについてくわしく解説していきました。
雑貨屋アクセサリーでも使われているマークですが、もともとはこれだけ深い思いが込められています。
見かけたときには、本来の意味を知ったうえで身につけていきたいですね。
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そのほか有名企業のロゴの由来は、下記記事でご紹介しています。