こんにちは、ロゴデザイナーのてれすたです!
この記事では、
ロゴのフォントって、どうやって選べばいいんだろう?
という人のために、『ロゴに最適なフォントの選び方』を紹介していきます。
フォントだけでも、たくさんの種類があって悩んじゃいますよね。
「きちっとしたフォント」「ゆるい雰囲気のフォント」「シンプルなフォント」など。
最適なフォントの選び方を身につけることができたら、フォントだけでもバシッとキマるロゴを作れるようになります。
ぜひ最後まで読んで、フォント選びの達人になってください〜
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フォントの選び方
フォントを選ぶときには、下記の手順で考えてみましょう。
フォントを選ぶ手順
- 表現したい雰囲気を決める
- ゴシック体にするか、明朝体か
順番に解説します。
表現したい雰囲気を決める
まずは「表現したい雰囲気」を決めます。
- どんなお店(サービス)なのか?
- どんな人が利用するのか?
- コンセプトは何か?
これらを考えていけば、おのずと表現したい雰囲気がわかるはず。
たとえば、「キラキラ女子高生向け300円ショップ」なら「派手でかわいい雰囲気」となるわけです。
お客さんが好きそうな雰囲気にするといいね!
お客さんの好みを想像してみて、どんなロゴにするか妄想してみよう!
ゴシック体にするか、明朝体か
次に、ゴシック体か明朝体にするかを決めます。
ゴシック体と明朝体は、それぞれ異なる雰囲気を持っています。
ざっくりまとめると、
- 明朝体 → 高級感、女性らしさ、真面目、誠実
- ゴシック体 → シンプル、親近感、楽しさ
このような特徴を持っています。
そのため、表現したい雰囲気に合わせて「ゴシック体か明朝体か」を選んでいきましょう。
たとえば、「キラキラ女子高生向け300円ショップ」なら「ゴシック体かな?」となるわけです。
「キラキラ女子高生向けアクセサリーショップ」なら、「明朝体で華やかに」という選択にもなりますね。
雰囲気に合う方を選んでみよう!
ロゴにおすすめのフォント
ここからは、有名企業によく使用されているフォントを紹介していきます。
悩んだときに参考にしてみてね〜
Helvetica
とっても有名なフォントの1つ。
スイスのフォントデザイナーによって1957年に作られたフォントです。
シンプルながらに力強さがあるため、企業ロゴとして使用されることが多い。
Futura
ドイツのバウハウス(美術学校)にて、1923年に発表されたフォントです。
シンプルで無駄のないデザインが、どんなロゴにも使いやすい!
DIN
こちらもドイツ生まれ。工場用に作られたフォントで、主に型番などを表記するために使われていたんだとか。
シンプルで未来感のある雰囲気が、とっても素敵なフォントです。
Trajan
なんと2000年前から使用されているといわれる、格式高いフォントです。
高級感や上品さを演出したいときに、ピッタリのフォントです。
Copperplate
フレデリック・ウィリアム・ゴーディという人が、1901年に開発したフォント。
シンプルながらに、ゴージャスな雰囲気を持つフォント。
Bodoni
イタリアの印刷工によって、1813年に作られたフォント。
上品で華やかな雰囲気で、雑誌にもよく使われているフォント。
まとめ
今回は、ロゴのフォントの選び方について解説しました。
どんな手順で選んでいけばいいのか、どんなフォントが人気なのかがわかったかと思います。
雰囲気ごとにどんなフォントを選べばいいか、もっとくわしく知りたい方は、下記の本を読むのがおすすめです〜
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具体的なロゴの作り方は、下記記事でくわしく解説しています!
ロゴの作り方
また、ロゴデザインの勉強におすすめの本はこちらで紹介しています!
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