
初心者ポートフォリオって何?デザイン会社の面接で必要って言われたんだけど…
こんな疑問にお答えしていきます。
本記事では、知らないと失敗する?!ポートフォリオの常識をご紹介します。
デザイン業界でよく聞くポートフォリオとは?
ポートフォリオとは、実績や能力を示すために重要なデザイン業界特有のツールです。
もっと簡単にいうと、クリエイターの作品集です。
主に、デザイン会社に入社する際の面接で使用されます。
履歴書よりも重要なツール、それがポートフォリオ
デザイン業界は、デザインスキル、実力があるかどうかが重要です。
そのためデザイン業界では、履歴書よりもポートフォリオの方が重視されます。
採用担当者はプロのデザイナーなので、制作物を見ればどの程度の実力かすぐにわかります。そのためデザイナー志望なら、ポートフォリオをものすごい力を入れて作る必要があります。
知らないと失敗する?!ポートフォリオの常識
デザイン会社に入社たいと思ったら、避けては通れないのがポートフォリオ制作。
作り方や、知らないと恥をかくことまで、下記の知識を全て解説していきます。
- ポートフォリオのサイズはいくつがいいの?
- ポートフォリオはファイルにいれる?製本する?
- デザイン業界の面接の特徴は?どう違うの?
- 面接の時ポートフォリオはどう使うの?

てれすたなかなか教えてもらえないポートフォリオの疑問を解決するよ
ポートフォリオのサイズはいくつがいいの?
サイズには明確な決まりはありません。
そのため、特に指定がなければ「A3」か「A4」で制作しましょう。
- A4は、持ち運びに便利
- A3は、サイズが大きい分デザインが良く見える
それぞれの良さを踏まえて、好きな方を選べばOK。
ちなみに、私は両方のサイズを用意することをおすすめします
私が実際に面接に挑んだ時は、A3とA4の2種類のサイズを持っていきました。
理由は下記の通り。
面接官が複数人いた場合、1つでは足りない
- 3人から5人と様々です。そのため2冊は持っていった方が安心で
す。
没収される時にA4サイズを渡す方が良いため
- A3のファイルは1000円ぐらいする高いものです。そのため預かりたいと言われたら、A4をお渡しします。
- 会社側としてもA3では保管
に不便なのでA4は便利。
このような理由から、私としては両サイズをオススメしています。
ただ、2種類のサイズは手間がかかる
実は、A4とA3の2種類を用意したい場合、ものすごく手間がかかります。
なぜなら、単純に印刷する時のサイズを変えるだけでは低クオリティになってしまうからです。
文字のサイズなどの見やすさは、用紙サイズによって異なります。
A3サイズで制作したものを、半分のサイズのA4で印刷したら文字のサイズも半分ですよね?そしたら注意書きなどの5ptで入力したものは、読めなくなってしまいますよね。
時間があれば断然2種類のサイズを用意して欲しいです。
しかし限られた時間で就活をするのであれば、こちらは必須とまではいいません。
ご自身の時間と相談して、制作してくださいね。
ポートフォリオはファイルにいれる?製本する?
ポートフォリオにはこうあるべき、というルールなどはありません。
そのため、まとめ方や形式など、人によって全然違います。
- コピーしたものをファイルに差し込む
- 製本する
- ポートフォリオサイトを作る
デザインをよく見せるために、製本する人もいれば、Webサイトを作って載せたりする人もいま

てれすた製本かファイルで悩むのは時間がもったいない。その時間で作品のクオリティを上げる方が何倍も重要だよ
デザイン業界の面接の特徴は?どう違うの?
通常の面接とはちょっと違います。
具体的な違いは下記の通りです。
[jin-fusen3 text="共通点"]
- 基本的なマナーが必要だと言うこと
- 笑顔でハキハキ喋ること
- 自己PRなどを話せること
[jin-fusen3 text="デザイン業界特有"]
- 面接時にポートフォリオをプレゼンする
- デザインに関する質問が多いこと など
ここまでで説明してきたポートフォリオを、デザイン業界の面接では活用します。
準備しておかないと、めっちゃ慌てることになりますよ。
面接の時ポートフォリオはどう使うの?
ポートフォリオを使った面接の進め方には、AとBの、2つのパターンがあります。
- A.採用担当者がポートフォリオをめくったり、
自由にパラパラと眺めていくパターン - B.あなた自身でポートフォリオをめくりながら、プレゼンをするパターン
A.採用担当者がポートフォリオをめくったり、 自由にパラパラと眺めていくパターン
面接時に履歴書を見て話しをしますよね?それと同じように、担当者がポートフォリオを見て色々な質問をしてきます。
- 制作時間どのぐらいかかった?
- 写真は自分で撮ったもの?
- どういうコンセプトで制作したの?
- ターゲットはどんな人? など
気になる箇所だけ聞かれるので、ポートフォリオについての質問は少ない場合が多いです。
B.あなた自身でポートフォリオをめくりながら、プレゼンをするパターン
基本的には自分で1ページずつ、どういうコンセプトか説明をしていきます。
この場合、採用担当者は聞くだけ。たまに質問をはさんできたりします。

てれすたこれはこんなコンセプトで…ペラペラ

初心者へぇ

てれすたキャッチコピーは特に力をいれて…ペラペラ

初心者それで?
みたいな面接官は結構多いんですよね…それでも負けずに話していきましょう。
この2パターンどちらがくるかは、面接本番にならないと分かりません。会社によって流れも違います。どちらのパターンがくるか分からないので、両方に備えておきましょう。
私が学生時代に作ったポートフォリオを公開
ポートフォリオって見る機会ないですよね。
デザイン専門学校でも、見本を見せてもらえることは全然なくて、非常に悩みました。
そこで恥ずかしながら私のポートフォリオをお見せします。

てれすたできれば誰にも見せたくない…でもみんなのためなら!
専門学生時代に、実際に作ったポートフォリオ
こちらが私が専門学生の頃に制作したポートフォリオです。
今見ると非常に恥ずかしいレベルです。
きっと採用担当者から見ても、とてもクオリティが高いとは、思われていなかったはずです。それでも採用してもらえました。

てれすた新卒なら、ある程度デザイン作ったことがあって、元気よく話せればOK
まとめ
いかがでしたか?
デザイン業界は、デザインスキル、実力があるかどうかが重要です。
そのためデザイン業界では、履歴書よりもポートフォリオの方が重視されます。
この常識と、面接時にどう活用するのか。
これを覚えておくだけで、面接の成功率がグッと上がりますよ。
それでは!