
初心者ロゴ作りで競合意識する必要があるの?あるならどうやって差別化すればいいの?
こんな疑問にお答えしていきます。
本記事では、競合を意識する意味と方法についてご紹介します。
【ロゴ作りのコツ】競合を調べて差別化をすること
ロゴ作りにおいて、競合を理解してデザインをすることが非常に重要です。
競合を理解しなければ、ブランディングや差別化が難しいからです。
たとえば、
ライバル会社のA社は、ヒット商品をたくさん生み出している。
秘密は若者向けの商品の充実らしい。
若者受けするコンテンツやロゴ、企画などに力を入れているみたいだ。
これらの情報を元に、ポジショニングをしていくと、差別化がもっと簡単にできるようになります。
そこで今回はポジショニングを使って競合と自社の違いを理解していきましょう。
▼この記事の内容は、下記を終えてから手をつけてくださいね
ポジショニングで差別化のヒントを得よう
ポジショニングとは、
自社の製品やサービスを他社と差別化するための、市場での戦略的位置づけのこと。
自社のポジショニングをどうとるかがマーケティングにおいて非常に重要な作業です。引用元:weblio辞典
つまり、業界でのポジションを可視化する、下記のようなマーケティング作業のことです。
図をみると、A社は低価格で若者向け、自社はもう少し大人向け。
これでA社より少し大人っぽいテイストが最適だとわかりましたよね。
このようにポジショニングで戦略をたて、それに合わせたロゴのデザインを作ることが重要です。
ポジショニングマップを使って差別化する方法とは
じゃあ実際にどのような流れで進めていくか解説していきます。
- まずは業界全体のトレンドやニーズを調べる
- 競合他社(ライバル店)を調べる
- 差別化するために、他社にない自社の良さを見つける
- 自社の良さをロゴに反映させる
だいたいこんな感じの流れで、差別化していきます。
まずは業界や競合を調べていくこと。そして差別化するための自社のよさ、強みを見つけていきます。
ここまできちんと調査できていると差別化したロゴ作りができます。
流れを詳しく解説していきます。
まずは業界全体のトレンドやニーズを調べる
まずは業界全体を調べていきます。今までのトレンドや、これからの動き。
業界全体の市場価格や、今後もっと競合が増えていくのかどうかも見ていきます。
競合他社(ライバル店)を調べる
業界で人気の商品やサービス、自社と似ている会社などを調べていきます。
- 似ている点
- 特徴
- 自社にない強みや戦略
- 販売価格 など
徹底的に調べていきます。
調べたら、競合ごとにポジショニングマップに落とし込んでいきます。
そして業界内のポジションも確認します。
▼価格については下記の記事でも解説しています
差別化するために、他社にない自社の良さを見つける
ポジショニングマップを見たりしながら、自社の特徴を考えます。
- 他にない強みはどこ?
- ポジショニングで競合の少ない場所は?
- 狙い目はどこのポジション?
- 差別化できることはないか? など
これらを考えていきます。
強みはクライアント自身が一番理解しているはずです。
クライアントに考えてもらうようにしましょう。ヒアリングで強みを聞いてみれば答えは出るはずです。
自社の強み、良さをロゴに反映させる
ここまでの下準備ができていれば、ロゴ作りのヒントも十分集まったはずです。
今回の例でいうと、
- 20代後半がターゲット
- A社より少し高めの価格設定 など
これらの情報も理解して初めて、適切なロゴを作ることができます。
ロゴのデザインにも影響する部分なので、ぜひ理解しておくようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
ロゴ作りにおいて、競合やポジションを理解してデザインをすることは非常に重要です。
競合を理解しなければ、ブランディングや差別化、デザインの方向性も定まりません。
ここは見落としがちなところですが、必ず理解しておくようにしてくださいね。
きっとロゴの提案時に役に立ちます。
それでは!
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