フリーランスデザイナーになる準備をしているんだけど、名刺って必要なのかな?
名刺ってどうやって作ったらいいの?
せっかく作るなら"おしゃれで良いもの"を作りたい。でも安いと嬉しいな。
こんな疑問に、デザイン歴7年のてれすた(@telesta_design)がお答えします!
一代決心してフリーランスデザイナーになるんだから、おしゃれでかっこいい名刺がほしいですよね。
そこでこの記事では、「おしゃれな名刺の作り方」「必要な項目」「使う場面」など、名刺作りに役立つ情報をお届けしていきます。
フリーランスデザイナーに名刺は必要?

結論、ほとんどのフリーランスデザイナーには必要ではないと思います。
クライアントとのやりとりは「チャット・zoom」などがほとんどで、対面で会うことはほぼありません。
そのため、私のようにクラウドソーシングやWebでのやりとりする方の場合、名刺は必要ありません。
ネットで完結するお仕事なら、会う機会なんてないからね〜
対面で会う機会があるなら、名刺は必須です
クラウドソーシングなどをメインに活動するのであれば、名刺は必要ありません。
しかし、対面で会う機会がある人の場合は"名刺は必須"です。
自分がどんな働き方をするのか、対面でのやり取りがあるのかを考えて、名刺を用意するようにしましょう。
名刺の作り方

名刺は、下記の手順で作成していきます。
名刺の作り方
- 入れる内容を考える
- デザインする(デザインしてもらう)
- 印刷する
ざっくり言うと、この流れで作成していきます。
順番に解説していきます。
①入れる内容を考える

フリーランスデザイナーが名刺に入れるべき必須項目は、下記のとおりです。
名刺に入れるべき必須項目
- 名前
- 肩書き
- 屋号
- メールアドレス
- 電話番号
下記の項目も追加すれば、さらに良い名刺が出来そうですね。
余裕があれば、名刺に入れるといい項目
- 住所
- SNS
- 得意なスキル
- 経歴や実績
- ポートフォリオサイトURL
- サイトやブログのURL
どれが必須というものはないため、自分の職種や働き方とすり合わせて、入れる項目を決めていきましょう。
あまり多く入れすぎると、ゴチャついてしまうから注意してね!
②デザインする(デザインしてもらう)

名刺に入れる内容を決めたら、それをもとにデザインしていきます。
デザイナーであればIllustratorで作ればOK。
デザイナーではない人は、下記のサービスを使ってプロに名刺を作ってもらうと、自慢できるような名刺が手に入ります。
プロが名刺を作ってくれるサービス
どのサービスでも良いですが、簡単に安く手に入れたいという場合はココナラが一番おすすめです。
ココナラは、気に入ったデザイナーに依頼することができます。
いろんなデザイナーを比較しながら決めることができるので、自分好みの名刺を作りやすいのが特徴です。
相場も一番安く、4,000〜15,000円ぐらいで作成できます。
悩む人は、まずはココナラを覗いてみてね!無料だよ!
「もっと安く済ませるために、できれば自分で作りたい…」という人は、下記のサービスを使うのがおすすめです 。
自分で高品質な名刺を作れるサービス
どちらも豊富なテンプレートは用意されています 。
あらかじめ用意されているテンプレートを使えば、あとは文字を書き換えるだけでOK。
めちゃくちゃ簡単に作ることができます。
自分で作るのにおすすめのサービスは、ラクスルです。
ラクスルは印刷会社なので、ラクスルのテンプレートで作った名刺をそのまま印刷してもらうことができます。
作ったらそのまま印刷できて、めっちゃ楽だよ!
印刷品質も問題なしです。
私が勤めていた広告会社でも利用していたぐらいなので、安心して印刷をお任せしてください。
ただしテンプレートは「細かな編集ができない」「オリジナリティやデザイン性がない」というデメリットはあります。
そこも踏まえて、自分で作るか依頼するかを選んでみてくださいね。
③印刷する

デザインが完成したら、いよいよ印刷していきます。
印刷するときに、確認しておきたい項目は下記のとおりです。
- サイズ
- 紙質
- 枚数
- 価格・納品にかかる時間
サイズ
名刺の一般的なサイズは、55×91mmです。
デザイナーの方で多いのが、このサイズ以外の「長方形」や「正方形」「特殊な形」など、名刺ではあまりない奇抜なサイズです。
もちろん、その場では話のネタになります。
変わった形でおしゃれですね〜
なんてことも言ってもらえます。
しかし変わった形は、先方が名刺を保管するのに苦労しがちです。
名刺入れに入らなかったり、名刺入れから飛び出したり、ズレたり…。
相手のことを思うのであれば、無難なサイズにしておくのをおすすめだよ!
紙質
名刺を印刷するときには、どんな紙を使うかも重要です。
選ぶ紙によって、高級感が増したり独特の味がでるので、どんな紙を使うべきか考えておきましょう。
たとえば、ラクスルだと下記の用紙を選ぶことができます。
- 光沢氏(アートポスト):光沢感がありツルツルしている
- マット紙:光沢感が抑えられている
- ケント紙:光沢感はまったくなく画用紙に近い
- 高級紙:光沢感は少なく落ち着いた雰囲気
- 片面強光沢紙:ミラーコートと呼ばれるぐらい光沢がある
- 片面和風紙 :和紙のような雰囲気
- 淡クリーム紙:淡いクリーム色、なめらか
- ライメックス:水に強い新素材、雨が降ってても大丈夫
一般的には「光沢紙・マット紙・ケント紙」が主流です。
「どれを選んだらいいかわからない」「紙へのこだわりはあまりない」という場合は、この3つを選んでおけばOKです。
実際に見て判断したいな…
という紙にこだわりたい人は、ラクスルHPにて無料で紙材のサンプルがもらえます。
本物を見て選べるっていいね!
実際に紙に触ってみて、お気に入りのものを選びましょう。
枚数
ラクスルの場合、100枚単位で印刷することができます。
ちなみに、枚数が多いほど1枚当たりの値段が安くなるのでおトクです。
価格・納品にかかる時間
ラクスルの場合、下記のとおりです。

何日か待てるのであれば、100部454円で印刷してもらうことができます。
テンプレートの利用も含めて454円で作れるなんて、破格すぎますね。
や、安すぎる…
ここまでラクスル推しで説明してきた理由もわかりますよね。
そのぐらいほんと安くていい名刺が作れるので、候補にしてみてくださいね。
おしゃれな名刺にするには?

おしゃれな名刺を作るためには、下記のことに気をつけましょう。
- 柄を入れずぎない
- 情報を詰め込みすぎない
- 色を使いすぎない
順番に解説します。
柄を入れすぎない
こだわりの名刺を作ろうとすると、柄や装飾をいれたくなります。
しかし、入れすぎてしまうとダサくなるので注意が必要です。
名刺は文字のサイズ、文字間、行間など、一般の人が気づかないような細かなあしらいで魅せるものです。
装飾に頼る前に、まずはフォント選びを見直しましょう。
引き算思考が、いい名刺を作り上げてくれるよ!
情報を詰め込みすぎない
あれもこれもと情報を詰め込んでしまうと、窮屈な名刺が出来上がってしまいます。
名刺に入る情報量はかなり少ないんです。
無理に入れようと文字サイズを小さくしてしまうと、読みづらくなってしまいます。
必要最低限の情報だけに絞ろう!
色を使いすぎない
色を使いすぎると、幼稚な印象になってしまうので要注意。
子供向けのロゴなどを見ると、カラフルなものが多いですよね。
それはたくさんの色を使うことで、遊び心や賑やかな雰囲気を、色の心理効果を使って表現しているからなんです。
意図的にたくさんの色を使うのはいいですが、そうでない場合は「白・黒・1色」ぐらいにしておきましょう。
色が少ない方が、大人っぽい名刺が作れるよ!
まとめ

ほとんどのフリーランスデザイナーには、名刺は必要ではないと思います。
しかし、対面で会う機会がある人の場合は"名刺は必須"です。
名刺は、下記の手順で作成していきます。
名刺の作り方
- 入れる内容を考える
- デザインする(デザインしてもらう)
- 印刷する
デザインを依頼するなら、下記がおすすめです。
プロが名刺を作ってくれるサービス
もし自分で作るのなら、下記のサービスもあります。
自分で高品質な名刺を作れるサービス
また、おしゃれな名刺を作るために、下記のことにも気をつけましょう。
- 柄を入れずぎない
- 情報を詰め込みすぎない
- 色を使いすぎない
名刺を作るために必要な知識をご紹介してきました。
自分はどんな名刺がいいだろう?と考えるときに、この記事をみながら考えてもらえたら嬉しいです。
お気に入りの名刺を作ってみてね!
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